書誌事項

精神の変容

山室信一 [ほか] 編

(現代の起点第一次世界大戦 / 山室信一 [ほか] 編, 第3巻)

岩波書店, 2014.6

タイトル読み

セイシン ノ ヘンヨウ

大学図書館所蔵 件 / 273

注記

その他の編者: 岡田暁生, 小関隆, 藤原辰史

参考文献あり

収録内容

  • 「芸術」の崩壊と大衆文化 / 岡田暁生 [執筆]
  • 第一次世界大戦と演奏会文化の変質 : 音楽国有化の思想ならびに慈善コンサートを中心に / 岡田暁生 [執筆]
  • モダン・アートの「参戦」と「擬装」 : 美術/軍事/イデオロギー / 河本真理 [執筆]
  • 自律芸術の終焉? : 第一次世界大戦とフランスのアヴァンギャルド / 久保昭博 [執筆]
  • 集団性の脈動、トラウマの衝迫 : 精神分析からみた第一世界大戦と心的生の変容 / 立木康介 [執筆]
  • 戦争を書く : 『見出された時』と第一次世界大戦 / 小黒昌文 [執筆]
  • マルク・ブロックの戦場 : 戦争経験と歴史的学知の変容 / 王寺賢太 [執筆]
  • 音楽におけるナショナリズム : ラプソディの歴史と第一次世界大戦 / 伊東信宏 [執筆]
  • 〈精神の危機〉の時代 : 問いとしてのヨーロッパ / 森本淳生 [執筆]
  • 第一次世界大戦前後の日本の文化財保護と伝統文化 / 高木博志 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

「統合」か「断片」か。大戦前後の芸術・文学・学知に刻まれた予感と激震の跡から、人々の感性、語り、思考の変容を考察する。

目次

  • 1 総説(「芸術」の崩壊と大衆文化)
  • 2 参加の芸術/芸術の自律(第一次世界大戦と演奏会文化の変質—音楽国有化の思想ならびに慈善コンサートを中心に;モダン・アートの“参戦”と“擬装”—美術/軍事/イデオロギー;自律芸術の終焉?—第一次世界大戦とフランスのアヴァンギャルド)
  • 3 物語りの断片化と再統合(集団性の脈動、トラウマの衝迫;—精神分析からみた第一次世界大戦と心的生の変容;戦争を書く—『見出された時』と第一次世界大戦;マルク・ブロックの戦場—戦争経験と歴史的学知の変容)
  • 4 西欧の没落(音楽におけるナショナリズム—ラプソディの歴史と第一次世界大戦;“精神の危機”の時代—問いとしてのヨーロッパ;第一次世界大戦前後の日本の文化財保護と伝統文化)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ