書誌事項

プラグマティズムの帰結

リチャード・ローティ著 ; 室井尚 [ほか] 訳

(ちくま学芸文庫, [ロ9-1])

筑摩書房, 2014.6

タイトル別名

Consequences of pragmatism

タイトル読み

プラグマティズム ノ キケツ

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注記

その他の訳者: 吉岡洋, 加藤哲弘, 浜日出夫, 庁茂

原著 (University of Minnesota Press, 1982) の全訳

「哲学の脱構築 : プラグマティズムの帰結」(御茶の水書房, 1985年7月刊)を文庫化したもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

知識の確実な基盤を設立すべく、実在と認識との対応(=真理)を飽くことなく求めたデカルト、カント。近代西洋哲学の底に流れるそうした認識論的欲求を脱構築し、新たな知の形を模索したハイデガー、ウィトゲンシュタイン、そしてデューイ。これら二つの勢力の相克こそが「哲学」であると考えるローティは、後者になお残存する「認識論的」衝動からも解放される「ポスト“哲学”」時代を予告した。それでは哲学にはいま何ができるのか?「真理」とは何でありうるのか?本書では主著『哲学と自然の鏡』刊行後に巻き起こった激論に応答しつつ、さらなる問いへと挑む。

目次

  • プラグマティズムと哲学
  • たとえ世界を失っても
  • 哲学を純粋に保つこと—ウィトゲンシュタイン試論
  • 伝統を超えること—ハイデガーとデューイ
  • 職業化した哲学と超越論主義文化
  • デューイの形而上学
  • エクリチュールとしての哲学—デリダ試論
  • 虚構的言説の問題なんてあるのだろうか?
  • 一九世紀の観念論と二〇世紀のテクスト主義
  • プラグマティズム・相対主義・非合理主義
  • カヴェルと懐疑論
  • 方法・社会科学・社会的希望
  • 今日のアメリカ哲学

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB15769604
  • ISBN
    • 9784480096135
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    636p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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