良妻賢母主義から外れた人々 : 湘煙・らいてう・漱石

書誌事項

良妻賢母主義から外れた人々 : 湘煙・らいてう・漱石

関口すみ子 [著]

みすず書房, 2014.6

タイトル別名

良妻賢母主義から外れた人々 : 湘煙らいてう漱石

タイトル読み

リョウサイ ケンボ シュギ カラ ハズレタ ヒトビト : ショウエン・ライチョウ・ソウセキ

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内容説明・目次

内容説明

明治・大正・昭和に至るまで女子教育の基本理念となった「良妻賢母主義」はどのように確立されたのか。規範を外れた人々の活躍を追い、国家と女性の関係を解き明かす。

目次

  • 第1部 湘煙・岸田俊子—規範を越える女(「らしうせよ」—規範をめぐる攻防;集会条例違反とされた演説—「函入娘」再考;湘煙は「男女同権」を主張したのか—「同胞姉妹に告ぐ」再考;女の教育—岸田俊子を読み直す;女の文体—漢文脈で書く女への集中砲火;岸田俊子の表象—「同胞姉妹に告ぐ」という神話)
  • 第2部 湘煙かららいてうへ—女子教育をめぐる攻防(良妻賢母教育・良妻賢母主義の成立;らいてうの到来)
  • 第3部 漱石、新しい男へ(個人的な新聞小説—漱石の「意中の人」;ぶつかり合う夫婦と、過去からの来訪者—「道草」にみる妻の意味;「新しい妻」と「美しい女」—決着としての「明暗」)

「BOOKデータベース」 より

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