呪いと日本人
著者
書誌事項
呪いと日本人
(角川文庫, 18682)
KADOKAWA, 2014.7
- タイトル別名
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日本の呪い : 「闇の心性」が生み出す文化とは
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ノロイ ト ニホンジン
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注記
『日本の呪い 「闇の心性」が生み出す文化とは』 (光文社 1995年刊) に加筆・修正し、文庫化したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫」とあり
内容説明・目次
内容説明
鎌倉幕府を呪詛調伏した後醍醐天皇の「荼吉尼天法」、戦国武将の武田信玄や上杉謙信が用いたとされる「飯綱の法」、現在も残る呪詛信仰で名高い高知県旧物部村の「いざなぎ流」—。日本の歴史において、「呪い」とは何であったのか。それは、現代に生きる私たちの精神性にいかに受け継がれ、どのような影響を与えているのか。民間信仰研究の第一人者が、呪いを生み出す人間の心性に迫り、精神史の新たな足跡をたどる。
目次
- 1章 蘇る「呪い」の世界(「呪い」をめぐる思索のはじまり;医者でもなおせない病気 ほか)
- 2章 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか(「おまえを呪ってやる!」;「呪い」が支配する世界 ほか)
- 3章 どのように呪うのか(言霊信仰—言葉を発すれば、それが「呪い」となる;「とこう」—記紀神話のなかの呪い ほか)
- 4章 「呪い」を祓う方法(「水戸黄門」のラスト・シーン;「呪い」が「ケガレ」を発生させる ほか)
「BOOKデータベース」 より