日本文化の形成
著者
書誌事項
日本文化の形成
(宮本常一講演選集, 6-7)
農山漁村文化協会, 2014.7-2014.9
- 講義1
- 講義2
- タイトル別名
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日本文化の形成
- タイトル読み
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ニホン ブンカ ノ ケイセイ
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注記
著者の肖像あり
月報あり (各8p ; 18cm)
内容説明・目次
- 巻冊次
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講義1 ISBN 9784540131462
内容説明
日本文化の源流を探求することは宮本常一の終生のテーマであった。古代アジアの稲作は日本列島にどのようにしてもたらされ広がっていったのか。焼畑と狩猟はどのような関係があるのか。竪穴の暮らしはいつまで続いたのか…。生涯にわたる膨大なフィールドワークの裏付けのもとに、考古学・歴史学・民族学などの知見を織り込みながら若者に縦横無尽に語った講義「日本文化の形成」。本巻はその前半を収録。併せて、講義と相補する講演「海洋文化と福岡」を収める。
目次
- 1 一九七九年七月六日(縄文の後裔;渡来人と稲作 ほか)
- 2 一九七九年九月七日(竪穴の暮らしと土蜘蛛;稲作と鉄 ほか)
- 3 一九七九年一〇月五日(大陸と列島弧;古代アジアの農耕 ほか)
- 4 一九七九年一一月二日(焼畑と狩猟;農耕と秦氏の役割)
- 5 一九七九年一二月七日(農耕文化と機織技術の伝来;畑作の諸相)
- 付 海洋文化と福岡(竪穴住居と土蜘蛛;高床はどこから来たか ほか)
- 巻冊次
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講義2 ISBN 9784540131479
内容説明
最晩年、日本観光文化研究所でおこなわれた講義「日本文化の形成」の後半を収録。一九八〇年、病魔に冒されながら宮本常一の研究は最後に「海から見た日本」という完結点に収斂していく。国立民族学博物館でおこなわれたシンポジウム「日本民族文化の源流の比較研究—農耕文化」に参加し、そこでの知見を踏まえて語った「根栽植物と雑穀と日本文化」「イネの道」「農耕における南と北」「家畜と農耕」など。また日本では鉄が武器よりも農具として用いられたことを語る「農具としての鉄」、日本草創期の農地制度や家族システムが今日の日本文化の基盤をなしていることを論じた「日本文化と生産基盤」。併せて講義と相補する講演「瀬戸内海文化の系譜」を収める。
目次
- 6 一九八〇年一月二五日
- 7 1980年三月七日—民博シンポジウムにちなんで1
- 8 一九八〇年四月三日—民博シンポジウムにちなんで2
- 9 一九八〇年六月五日—民博シンポジウムにちなんで3
- 10 一九八〇年七月三日
- 11 一九八〇年九月四日
- 付 瀬戸内海文化の系譜
「BOOKデータベース」 より