道草
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書誌事項
道草
(集英社文庫, な19-11)
集英社, 2014.6
- タイトル読み
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ミチクサ
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注記
底本: 集英社版「漱石文学全集」
解説(森まゆみ): p345-357
鑑賞(出久根達郎): p358-364
年譜(小田切進編): p365-374
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
小雨降るある日、健三は勤め帰りに思いがけない人物を見かける。それはかつての養父・島田で、海外留学から戻り大学教師となった健三から、何がしかの援助を得ようと十数年の時を経て近づいてきたのだ。島田、島田の先妻・お常、姉・お夏、妻・お住の父。困窮する係累にあてにされ、神経症気味の妻とも気持ちがすれ違う。永遠に「片付かない」日常の苦悩を描いた自伝小説ともいえる家族の物語。
「BOOKデータベース」 より