ヨーロッパ思想を読み解く : 何が近代科学を生んだか

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ヨーロッパ思想を読み解く : 何が近代科学を生んだか

古田博司著

(ちくま新書, 1083)

筑摩書房, 2014.8

タイトル読み

ヨーロッパ シソウ オ ヨミトク : ナニ ガ キンダイ カガク オ ウンダカ

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注記

参考文献: p222-223

内容説明・目次

内容説明

なぜヨーロッパにのみ、近代科学を生み出す思想が発達したのだろうか。それは「この世」の向こう側を探る哲学的思考が、ヨーロッパにのみ発展したからなのだ。人間の感覚器官で接することのできる事物の背後(=向こう側)に、西洋人は何を見出してきたのだろうか。バークリ、カント、フッサール、ハイデガー、ニーチェ、デリダらが繰り広げてきた知的格闘をめぐって、生徒との10の問答でその論点を明らかにし、解説を加える。独自の視点と思索による、思想史再構築の試み。

目次

  • 1 向こう側をめぐる西洋哲学史(この世の「向こう側」など本当にあるのか—バークリ;「こちら側」に引きこもる—フッサール;「こちら側」をさらに深める—ハイデガー;「向こう側」は殺せるか—ニーチェ;我々の時代と「向こう側」—デリダ)
  • 2 「向こう側」と「あの世」の思想(時間論;近代以後の「生かされる生」;「あの世」と「向こう側」)

「BOOKデータベース」 より

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