宋代民事法の世界

書誌事項

宋代民事法の世界

青木敦著

慶應義塾大学出版会, 2014.8

タイトル別名

宋代民事法の世界

タイトル読み

ソウダイ ミンジ ホウ ノ セカイ

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注記

参考文献: p361-390

内容説明・目次

内容説明

中国・宋代(960‐1279)における司法の性格はどのようなものだったのか。人々の慣習や気風などの民事訴訟に影響を及ぼす要素を、江西地域の実態に則して手堅い実証で解き明かし、経済社会と訴訟とのかかわりを様々な角度から検討。研究史を網羅してそれらを批判的に検討。宗族、文学研究などの内外における研究動向を踏まえつつ、ユーラシア的スケールから唐宋変革論への新たな視座を提供する。

目次

  • 宋朝と長江中下流域
  • 珥筆の民
  • 『清明集』名公と法利用
  • 宋代民事法事例(抵当関係法;土地典売法;女子分法)
  • 宋代法令拾遺試論(南宋判語所見条文;特定地方の法)
  • 闘う民政官
  • 江西における文明の領域
  • 宋朝の定位(開発と社会変化;近世論と唐宋変革論)

「BOOKデータベース」 より

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