奈良時代の官人社会と仏教

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奈良時代の官人社会と仏教

大艸啓著

(日本仏教史研究叢書)

法藏館, 2014.10

タイトル読み

ナラ ジダイ ノ カンジン シャカイ ト ブッキョウ

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注記

学位請求論文 (大谷大学, 2012) をもとに修正加筆したもの

内容説明・目次

内容説明

古代の下級官人や都市住民たちの生きたあかしである正倉院文書。そこに遺された痕跡は、僧尼との交流、仏教儀礼への奉仕、私的な仏事など、彼らと仏教との接点を多様に物語る。この史料を駆使して描ける仏教史像とは、如何なるものか。本書は、奈良時代における仏教の普及過程を、官人社会という視角から具体化する。

目次

  • 序章 古代仏教史研究と官人社会への視座
  • 第1章 写経所官人と仏教
  • 第2章 造東大寺司における官人社会—「阿弥陀悔過知識交名」に見る
  • 第3章 造東大寺司における僧俗関係
  • 第4章 造東大寺司と法会事業
  • 第5章 正倉院文書に見える「供奉礼仏」
  • 終章 古代の都市社会と仏教

「BOOKデータベース」 より

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