屋上と、犬と、ぼくたちと
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屋上と、犬と、ぼくたちと
光文社, 2014.9
- タイトル読み
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オクジョウ ト イヌ ト ボクタチ ト
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注記
島田荘司選第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作「dog pound」の改題, 加筆
内容説明・目次
内容説明
ガソリンスタンドでバイトをしている野村修司は、アパートの新聞受けに謎のメモがはさまれていることに気付く。はじめは意味のわからない内容だったが、翌週以降も届くメモを見ると、それは小学校時代に起きた不幸な出来事を指しているようだ。仲間と拾った子犬を内緒で飼っていた秋葉ビルの『屋上の屋上』から、台風の日に仲間の一人、オッタが転落して亡くなったのだ。バイト先のミステリー好きの店長にメモを見せると、オッタの死に不審を抱き、メモの主を突き止めようと言い出すのだが—。懐かしくてほろ苦い、小さなメモが巻き起こす“友達の死”を巡る追憶のミステリー。島田荘司選第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作。
「BOOKデータベース」 より