地方消滅の罠 : 「増田レポート」と人口減少社会の正体

書誌事項

地方消滅の罠 : 「増田レポート」と人口減少社会の正体

山下祐介著

(ちくま新書, 1100)

筑摩書房, 2014.12

タイトル別名

地方消滅の罠 : 増田レポートと人口減少社会の正体

タイトル読み

チホウ ショウメツ ノ ワナ : 「マスダ レポート」ト ジンコウ ゲンショウ シャカイ ノ ショウタイ

大学図書館所蔵 件 / 290

注記

引用文献: p300-301

内容説明・目次

内容説明

「二〇四〇年までに全国の市町村の半数が消滅する」とぶちあげ、「すべての町は救えない」と煽って衝撃を与えた日本創成会議の「増田レポート」。だがその警鐘にこそ、地方を消滅へと導く罠が潜んでいる。「選択と集中」などという論理を振りかざす本当の狙いは何か。「棄民」への政策転換がなされたように見せかけているのはなぜか。限界集落問題が「つくられた」ことを示して話題となった社会学者が、増田レポートの虚妄を暴き、地方を守るために必要な論理と、再生に向けた道筋を示す。

目次

  • 序章 地方消滅ショック
  • 第1章 人口減少はなぜ起きるのか
  • 第2章 地方消滅へと導くのは誰か
  • 第3章 「選択と集中」論の危うさ
  • 第4章 多様なものの共生へ
  • 第5章 「ふるさと回帰」は再生の切り札になるか
  • 第6章 持続する制度を生み出す
  • 終章 新しい社会を選べるか

「BOOKデータベース」 より

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