日本語の科学が世界を変える

書誌事項

日本語の科学が世界を変える

松尾義之著

(筑摩選書, 0107)

筑摩書房, 2015.1

タイトル読み

ニホンゴ ノ カガク ガ セカイ オ カエル

大学図書館所蔵 件 / 265

注記

おもな参考文献: p236-238

内容説明・目次

内容説明

世界をリードする日本の科学・技術。その卓抜した成果の背景には、「日本語による科学的思考」がある!江戸から明治期、西欧から入る外国語の知を翻訳して取り込み、母国語の知識体系に位置づけなおしてきた歴史に遡り、また多くの科学者たちの証言を手がかりにして、この命題に迫る。そして、本来質の高い日本の科学が直面している問題に対峙、さらなる発展への道を提起する。ユニークな視点から解く、新しい「科学論」。

目次

  • 第1章 西欧文明を母国語で取り込んだ日本
  • 第2章 日本人の科学は言葉から
  • 第3章 日本語への翻訳は永遠に続く
  • 第4章 英国文化とネイチャー誌
  • 第5章 日本語は非論理的か?
  • 第6章 日本語の感覚は、世界的発見を導く
  • 第7章 非キリスト教文化や東洋というメリット
  • 第8章 西澤潤一博士と東北大学
  • 第9章 ノーベル・アシスト賞
  • 第10章 だから日本語の科学はおもしろい

「BOOKデータベース」 より

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