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寺社史料と近世社会

幡鎌一弘著

法藏館, 2014.12

タイトル読み

ジシャ シリョウ ト キンセイ シャカイ

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内容説明・目次

内容説明

中世宗教世界は、近世に至ってどのような変容を遂げたのか。幕藩体制論・地域史・身分論の視点に加え、宗教教団の近世的変質・発達について、奈良を中心に論究した、待望の研究書!

目次

  • 第1部 中近世移行期における寺社の世俗化(近世寺院の脱呪術化と官僚主義について—「興福寺学侶引付」の分析を通して;寺元からみる近世寺僧の「家」と身分;中近世移行期における寺院と墓;中近世移行期の春日若宮祭礼と供物負担—「春日若宮祭礼記」上に残された送状の分析を通して;春日若宮祭礼流鏑馬奉仕からみる祭礼と権力)
  • 第2部 寺社史料の整理と享受(十六世紀における「興福寺衆中引付」の整理と検討;「多聞院日記」の特質とその享受の歴史;「二条家旧記目録」からみる二条家史料;藤村惇叙著「春日大宮若宮御祭礼図」の書誌とその周辺;近世春日社における歴史のナラティブ—春日若宮祭礼創始説の再検討)
  • 権門寺社の歴史と奈良町の歴史との間

「BOOKデータベース」 より

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