なぜふつうに食べられないのか : 拒食と過食の文化人類学

書誌事項

なぜふつうに食べられないのか : 拒食と過食の文化人類学

磯野真穂著

春秋社, 2015.1

タイトル別名

なぜふつうに食べられないのか : 拒食と過食の文化人類学

タイトル読み

ナゼ フツウ ニ タベラレナイノカ : キョショク ト カショク ノ ブンカ ジンルイガク

大学図書館所蔵 件 / 294

注記

参考文献: 巻末p6-15

内容説明・目次

内容説明

医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。

目次

  • 第1部 ふつうに食べられない人生(視線・応答・逃避—結城理央の場合;飲まない半生—長田奈々の場合;拡縮する自己—荻原由佳の場合;外見がすべて—田辺敬子の場合;誰が「やせ」を望むのか)
  • 第2部 医学的視座—「摂食障害」の治し方(還元主義—「個人を見よ」という医学の教え;還元主義の検証—とりこぼされたもの;カロリー地獄—澤拓美の場合;「おいしさ」のない食事—概念による体験の抑圧;ぶれる—武藤さゆりの場合;「家族モデル」の閉じられた救済)
  • 第3部 食体験準拠論—体験が語る食の本質(フロー—過食の「楽しさ」;反転する日常—キャベツで過食ができない理由;食の本質—私たちが食べるわけ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB17947350
  • ISBN
    • 9784393333365
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 284, 15p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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