テキストとイメージを編む : 出版文化の日仏交流 Marier texte et image : échanges franco‐japonais dans l'édition

書誌事項

テキストとイメージを編む : 出版文化の日仏交流 = Marier texte et image : échanges franco‐japonais dans l'édition

林洋子, クリストフ・マルケ編

勉誠出版, 2015.2

タイトル読み

テキスト ト イメージ オ アム : シュッパン ブンカ ノ ニチフツ コウリュウ

大学図書館所蔵 件 / 92

注記

本書関連年表 / 近藤和都編: p325-330

文献あり

内容説明・目次

内容説明

19世紀後半から両大戦間、出版文化は日本とフランスをつないでいた。作家や編集者、アートディレクターなどの人びとの営み、そして印刷技術や製本方式、装幀などの「モノ」の文化—テキストとイメージが協働する挿絵本という「場」を舞台に、「人」「モノ」の織りなす日仏の文化交流を多角的視点より描き出す。

目次

  • 第1部 媒体としての書物—文化を越えて結ぶかたち(十九世紀における日本の出版文化;和装本から洋装本へ—その試行錯誤と展開;日本近代諷刺画成立へのフランスからの影響;明治半ばの欧文挿絵本出版状況—長谷川武次郎のちりめん本を中心に;十九世紀後半のフランスにおける日本関連出版物と挿絵—鳥というモティーフが担った役割)
  • 第2部 場としての書物—テキスト、イメージ、媒介者(挿絵本研究のための覚書—日仏間の相互影響研究を目指して;「演出家ならぬ本出家」P=J.エッツェル—ジュール・ヴェルヌと編集者の協働関係における演劇の比喩をめぐって;テキストを「演出」する—ジャン=カブリエル・ダラニェスと挿絵本出版:ジャン・ジロドゥとの協働を例に;変容する都市の肖像—『タブロー・ド・パリ』から『パリ1937』へ;挿絵本『ダフニスとクロエ』に見るギリシャ回帰と古典主義)

「BOOKデータベース」 より

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