イスラーム生と死と聖戦

書誌事項

イスラーム生と死と聖戦

中田考著

(集英社新書, 0764C)

集英社, 2015.2

タイトル別名

イスラーム : 生と死と聖戦

タイトル読み

イスラーム セイ ト シ ト セイセン

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内容説明・目次

内容説明

絶え間ない緊張が続く、中東のイスラーム諸国をとりまく情勢。「イスラーム原理主義」すなわち「過激」「危険思想」というイメージが再生産されるなか、本来は唯一神・アッラーの存在こそが、人間の人間による支配と国家の暴走、対立を食い止める秩序になりうると著者は説く。国境を越えて勢力を拡大する「イスラーム国」への評価も踏まえながら、ムスリムたちの死生観をわかりやすく解説する、必読の一冊。東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵氏の解説付き。

目次

  • 序章 イスラームとジハード(インシャーアッラー;矛盾するイメージ ほか)
  • 第1章 イスラーム法とは何か?(イスラームは法学的に思考する;知らない者は罰せられない ほか)
  • 第2章 神(森羅万象はアッラーを讃える;イスラームの「神」とは何か? ほか)
  • 第3章 死後の世界(人は死ぬとどうなるのか?;イスラームの霊魂魂 ほか)
  • 第4章 イスラームは政治である(政教分離という現代の迷信;イフティヤール ほか)
  • 第5章 カリフ制について考える(定規で引いたような国境線;領域国民国家体制への編入 ほか)
  • 終章 「イスラーム国」と真のカリフ制再興(「イスラーム国」の誕生;「イスラーム国」を見る三つのポイント ほか)

「BOOKデータベース」 より

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