世界文学としての村上春樹
著者
書誌事項
世界文学としての村上春樹
東京外国語大学出版会, 2015.2
- タイトル別名
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Haruki Murakami in global contexts
- タイトル読み
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セカイ ブンガク トシテノ ムラカミ ハルキ
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注記
村上春樹文学翻訳状況一覧: p272-281
村上春樹関連年譜: p282-290
内容説明・目次
内容説明
グローバル化へ向かう状況に驚くべき柔軟さで適応し、絶えず新しい状況を作り出してきた村上春樹・Haruki Murakamiは、「文学」そのものがすでに抗いがたく新しい場へと変貌してしまっていることを、他に先駆けて教えてくれている—。多言語・多文化的な視点から、様々なアプローチと文学的言説を交錯させる試みを通じて、村上春樹文学のグローバルな「現在」を検証する。
目次
- 1 村上春樹と世界(システムのなかの個人—村上春樹・カフカ・オーウェル;無意識と神話の心—村上春樹の作品におけるバランスの問題 ほか)
- 2 座談会 世界のなかで村上春樹を読む
- 3 外国語のなかの村上春樹(荒野の始まりと遠東(ファーイースト)ダイアローグ・テーブル;「距離」を取る難しさ ほか)
- 4 村上春樹研究への眼差し(“春樹論”の流れと広がり;村上春樹文学翻訳状況一覧 ほか)
「BOOKデータベース」 より