ベーシック・インカム : 国家は貧困問題を解決できるか

書誌事項

ベーシック・インカム : 国家は貧困問題を解決できるか

原田泰著

(中公新書, 2307)

中央公論新社, 2015.2

タイトル別名

ベーシックインカム : 国家は貧困問題を解決できるか

タイトル読み

ベーシック・インカム : コッカ ワ ヒンコン モンダイ オ カイケツ デキルカ

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内容説明・目次

内容説明

格差拡大と貧困の深刻化が大きな問題となっている日本。だが、巨額の財政赤字に加え、増税にも年金・医療・介護費の削減にも反対論は根強く、社会保障の拡充は難しい。そもそもお金がない人を助けるには、お金を配ればよいのではないか—この単純明快な発想から生まれたのが、すべての人に基礎的な所得を給付するベーシック・インカムである。国民の生活の安心を守るために何ができるのか、国家の役割を問い直す。

目次

  • 第1章 所得分配と貧困の現実—生活の安心は企業ではなく国家が守るべし(国家が国民の生活を守る以前の時代;自営経済における資本財としての子;雇用が生活の安心を守っていた ほか)
  • 第2章 ベーシック・インカムの思想と対立軸(功利主義の再分配理論;リベラリズムの所得再分配理論;リバタリアンの所得分配論 ほか)
  • 第3章 ベーシック・インカムは実現できるか(BIは給付と税が一体の制度である;代替財源と考えられるもの;貧しい人々の人数とBIの水準 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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