幕末期のオランダ対日外交政策 : 「国家的名声と実益」への挑戦

書誌事項

幕末期のオランダ対日外交政策 : 「国家的名声と実益」への挑戦

小暮実徳著

彩流社, 2015.1

タイトル別名

幕末期のオランダ対日外交政策 : 国家的名声と実益への挑戦

タイトル読み

バクマツキ ノ オランダ タイニチ ガイコウ セイサク : コッカテキ メイセイ ト ジツエキ エノ チョウセン

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注記

博士論文 (ライデン大学) を翻訳編集したもの

参考文献: 巻末p43-57

内容説明・目次

内容説明

新視角から幕末日本を取り巻く国際関係の再構築と解釈の修正!オランダ、インドネシア、アメリカ、イギリスの史料を駆使して、これまで欠落しがちであったオランダの対日外交政策を検証し、開国日本の側面史に新風を吹き込む。

目次

  • はじめに—ナポレオン戦争以降のオランダ対外政策を対日政策から再解釈
  • ナポレオン戦争以降のオランダ対外政策の再解釈
  • 「東方の盟主」としての英蘭関係—第一次・第二次ロンドン条約を中心にして
  • 「東方の盟主」としての英蘭関係—英蘭ロンドン条約内の日本問題を中心にして
  • 日本開国の前史—オランダの日本開国への試み
  • 日本開国以前のアメリカとオランダの対日政策
  • アメリカのアジア政策に対するオランダの対抗
  • ペリー司令官日本来航とオランダにとって望ましい状況
  • 日蘭条約締結への努力とその成功
  • アジアにおける英蘭同盟関係—オランダ対日外交政策の協力者としてのイギリス
  • 日本問題における不一致
  • 幕末期のオランダ対日外交政策における蘭領東インドの役割
  • オランダ政府の失望と新展開—一八五八年日米修好通商条約
  • オランダ対日外交政策の巻き返し—対アメリカ蘭英仏“協商”関係を軸にして
  • 既得権確保の努力
  • オランダ対日積極外交の終焉—日本用件移管問題
  • アメリカ合衆国ペリー司令官日本遠征の再検討とその真意
  • オランダ的外交政策—十九世紀中葉アメリカ合衆国ペリー司令官による日本遠征に対して

「BOOKデータベース」 より

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