大清帝国の形成と八旗制

書誌事項

大清帝国の形成と八旗制

杉山清彦著

名古屋大学出版会, 2015.2

タイトル読み

ダイシン テイコク ノ ケイセイ ト ハッキセイ

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注記

博士学位申請論文「大清帝国形成史序説」 (大阪大学, 2000年) を原型としたもの

参考文献: p490-530

索引: 巻末p1-16

内容説明・目次

内容説明

マンジュ(満洲)人が支配する大帝国はいかにして生れたのか。国家=軍事システムたる「八旗制」を軸に大清帝国の構造を満漢文史料から実証的に解明、その帝国形成を中央ユーラシア世界と近世世界の交点に位置づけることで、新たな世界史像を描き出す。

目次

  • 第1部 清初八旗の形成と構造(八旗制下のマンジュ氏族;八旗旗王制の構造;清初侍衛考—マンジュ=大清グルンの親衛・側近集団;ホンタイジ政権論覚書—マンジュのハンから大清国皇帝へ;中央ユーラシア国家としての大清帝国)
  • 第2部 「近世」世界のなかの大清帝国(大清帝国の形成とユーラシア東方;「華夷雑居」と「マンジュ化」の諸相;大清帝国形成の歴史的位置;近世ユーラシアのなかの大清帝国—オスマン、サファヴィー、ムガル、そして“アイシン=ギョロ朝”)

「BOOKデータベース」 より

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