書誌事項

映画とイデオロギー

杉野健太郎編著

(映画学叢書 / 加藤幹郎監修)

ミネルヴァ書房, 2015.4

タイトル読み

エイガ ト イデオロギー

大学図書館所蔵 件 / 152

注記

はしがき(杉野健太郎)

引用文献: 各章末

収録内容

  • 〈二つの舌〉をもった文芸峰 : 〈植民地発コクゴ映画〉における女優表象 / 李敬淑 [執筆]
  • トーキー移行期における日本像の形成 : 日ソ合作映画『大東京』の製作・公開を例に / フィオードロワ・アナスタシア [執筆]
  • 呼びかける死者たちの声 : 大島渚『儀式』における国家と戦後民主主義のイメージ / 御園生涼子 [執筆]
  • Shall we リメイク? : 『Shall we ダンス?』とハリウッド映画のイデオロギー / 井原慶一郎 [執筆]
  • ドイツにおける西部劇の変容 : ジャンルとイデオロギー / 山本佳樹 [執筆]
  • 『イージー・ライダー』とユートピア : アメリカン・イデオロギーの対立の創生 / 杉野健太郎 [執筆]
  • ヴェトナム帰還兵映画としての『タクシー・ドライバー』 : ヴェトナム戦争の徴候、反復、アレゴリー / 大勝裕史 [執筆]
  • ゴダールの「ユダヤ人問題」 : 歴史のモンタージュとの関わりを中心に / 堀潤之 [執筆]
  • 二つの時代のあいだで : 『花様年華』と『2046』における狭間の時空間 / 藤城孝輔 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

現実との偏差を絶えず含意として持つイデオロギーとの関係において、映画は何を創り出してきたのか。様々なイデオロギーを伝播させ、また社会にイデオロギーを浸透させる装置として機能してきた映画の姿を追う。

目次

  • 第1章 “二つの舌”をもった文芸峰—“植民地発コクゴ映画”における女優表象
  • 第2章 トーキー移行期における日本像の形成—日ソ合作映画『大東京』の製作・公開を例に
  • 第3章 呼びかける死者たちの声—大島渚『儀式』における国家と戦後民主主義のイメージ
  • 第4章 Shall we リメイク?—『Shall weダンス?』とハリウッド映画のイデオロギー
  • 第5章 ドイツにおける西部劇の変容—ジャンルとイデオロギー
  • 第6章 『イージー・ライダー』とユートピア—アメリカン・イデオロギーの対立の創生
  • 第7章 ヴェトナム帰還兵映画としての『タクシー・ドライバー』—ヴェトナム戦争の徴候、反復、アレゴリー
  • 第8章 ゴダールの「ユダヤ人問題」—歴史のモンタージュとの関わりを中心に
  • 第9章 二つの時代のあいだで—『花様年華』と『2046』における狭間の時空間

「BOOKデータベース」 より

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