臓器移植の人類学 : 身体の贈与と情動の経済

書誌事項

臓器移植の人類学 : 身体の贈与と情動の経済

山崎吾郎著

世界思想社, 2015.2

タイトル別名

Anthropology of organ transplantation

臓器移植医療と人体の経済に関する人類学的研究

臓器移植の人類学 : 身体の贈与と情動の経済

タイトル読み

ゾウキ イショク ノ ジンルイガク : シンタイ ノ ゾウヨ ト ジョウドウ ノ ケイザイ

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注記

博士論文「臓器移植医療と人体の経済に関する人類学的研究」(大阪大学, 2008年) とその後に執筆した論文を併せて全面的に書き改めたもの

参照文献: p263-278

内容説明・目次

内容説明

新しい技術は生のとらえ方をどう変えたか?無償の臓器提供の背後に見え隠れする苦悩、部品化した身体の行方、脳死論争の現在…。制度と実践を緻密に分析することで、身体への技術的介入の先に現れる、生と死の姿を浮き彫りにし、社会と経済の秩序の再編プロセスを描き出す。

目次

  • 臓器移植の人類学
  • 第1部 臓器移植の経済論(社会政策としての贈与;「愛の経済」と市場経済)
  • 第2部 医療実践と身体の変容(人はいかにして臓器を提供するか;レシピエントの身体における自己と他者;ドナー家族とレシピエントが出会うとき—匿名の贈与とその効果)
  • 第3部 身体と経済の再編(正当性をめぐる政治—脳死論争の現在;グローバリゼーションと医療政策の行方;治療から数の調整へ—身体へのまなざしの変化)
  • 技術とともにある生

「BOOKデータベース」 より

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