彼女達との会話 : ネパール・ヨルモ社会におけるライフ/ストーリーの人類学
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彼女達との会話 : ネパール・ヨルモ社会におけるライフ/ストーリーの人類学
三元社, 2015.2
- タイトル別名
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彼女達との会話 : ネパールヨルモ社会におけるライフストーリーの人類学
彼女達との会話 : ネパール・ヨルモ社会におけるライフ/ストーリーの人類学
- タイトル読み
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カノジョ タチ トノ カイワ : ネパール ヨルモ シャカイ ニオケル ライフ/ストーリー ノ ジンルイガク
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注記
参考文献: p[329]-340
内容説明・目次
内容説明
ヨルモの結婚において、女性は生家から婚家へと贈与されるモノと位置づけられる。もちろん、社会が女性をどう位置づけようとも女性=人間はモノになるわけがない—彼女達は常に行為者であり、そうあり続けてきた。社会的に行為する力を剥奪されつつも、自らの生をそれぞれに切り拓いてきた女性達の生を、その語りの陰翳に寄り添って描きだす。
目次
- 第1章 ジェンダーをやる/やめる—ネパール・ヨルモ社会における女の実践、男の実践
- 第2章 「私は行かないといった」—女性達の結婚をめぐる語りにみるエイジェンシー
- 第3章 嫁盗り婚の抹消—女性達の「語らない」エイジェンシー
- 第4章 「女に生まれて厭じゃない」—女としての受難、女としての自己肯定—ダワのストーリー
- 第5章 「女は行かなければならない」—婚姻規範への(不)服従—ニマのストーリー
- 第6章 お茶のカップは受け皿にのせて—世界/ヨルモの片隅で、フェミニズムを語る‐ドマのストーリー
- 終章
- 補論 消え去りゆく嫁盗り婚の現在—ヒマラヤ山地民の言説実践における「近代」との交叉をめぐって
「BOOKデータベース」 より