書誌事項

制度的企業家

桑田耕太郎, 松嶋登, 高橋勅徳編

ナカニシヤ出版, 2015.4

タイトル別名

Institutional entrepreneurship

タイトル読み

セイドテキ キギョウカ

大学図書館所蔵 件 / 116

注記

参考文献: 各章末

発行日が2015.3.21のものもあり

内容説明・目次

内容説明

制度派組織論の最新の成果にもとづく、新しい企業家像の構築の試み。

目次

  • 第1部 背景(制度的企業家のディスコース—「埋め込まれたエージェンシーのパラドクス」の超越;反省する制度派組織論の行方—制度的企業家から制度ロジックへ)
  • 第2部 制度的企業家の理論的基礎(イノベーションを創出する制度のはたらき—シャープの緊急プロジェクトを作動させる官僚制;制度的同型化を通じた戦略的リアクション—携帯電話産業における標準にもとづいた異種混合の競争(1979〜2010年);言語的統制としての制度的リーダーシップ—組織目標に触発された利害を調整する臨界的決定;新制度派組織論と新制度派経済学の葛藤を超えて—系列取引における効率性の追求を通じた歴史的変遷;制度としての組織ルーティンのデザイン—航空機整備マニュアルにもとづいた遂行的実践と指図的デザイン)
  • 第3部 制度的企業家の展開(イノベーションの源泉としての正当化—育児支援・介護業界の事業創造プロセスにみる行為遂行性の類型;制度的戦略のダイナミズム—オンライン証券業界における企業間競争と市場の創発;組織フィールドとしての産業クラスター—制度に利害を見出した人々が形成した扇町クリエイティブ・クラスター;制度に埋め込まれた企業家のネットワーキング—イーブイ愛知のコンバージョンEV事業で結ばれた地域の中小事業者;イノベーションの闘争モデル—生き残りをかけて進化する大学発ベンチャー)
  • 第4部 制度的企業家の方法論(なぜ法規制はベンチャー企業の制度的障壁になるのか—行為戦略の観察による制度分析の可能性;言説間の(再)接続と切断としての制度化—フリーランス研究における騎士・従僕・英雄言説;企業家語りに潜むビッグ・ストーリー—企業家を演じる経営者のナラティブ・アプローチ;制度と実践の学としての経営学)

「BOOKデータベース」 より

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