書誌事項

二十世紀の都市と住宅 : ヨーロッパと日本

中野隆生編

山川出版社, 2015.5

タイトル別名

二十世紀の都市と住宅 : ヨーロッパと日本

20世紀の都市と住宅 : ヨーロッパと日本

タイトル読み

ニジッセイキ ノ トシ ト ジュウタク : ヨーロッパ ト ニホン

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注記

内容: はじめに(中野隆生), 第I部: イギリス(「イギリス両大戦間期の住宅と社会」-「イギリスのニュータウン計画をふりかえって」), 第II部: フランス(「パリ郊外の形成とシュレーヌ田園都市」-「パリにおける住環境整備と「都市組織」」), 第III部: ドイツ(「ブルーノ・タウトのジードルングの社会史」-「第二次世界大戦後西ドイツの住宅事情と住宅供給」), 第IV部: 日本(「戦間期東京の借家・借間市場」-「戦災復興期東京における大土地所有の解体と都市空間」), 第V部: 現実の多様性と学際的な眼差し(「二十世紀のアメリカにおける住宅と都市のかたち」-「居住専用住宅の矛盾」), おわりに(中野隆生), 執筆者紹介

収録内容

  • イギリス両大戦間期の住宅と社会 : 郊外型公営団地の誕生 / 椿建也 [執筆]
  • イングランド北東部ミドルズブラの戦後復興と「民主的計画」 : 都市労働者の住宅団地と共同体の再建をめぐって : 一九三九~五一年 / 本内直樹 [執筆]
  • イギリスのニュータウン計画をふりかえって : 国家による人口分散政策の成功と失敗 : 一九四六~九〇年 / マーク・クラプソン [執筆] ; 木内直樹, 椿建也訳
  • パリ郊外の形成とシュレーヌ田園都市 : 一九二六~四六年 / 中野隆生 [執筆]
  • フランスのニュータウン政策 : 一九五〇~八〇年代 / ロイック・ヴァドロルジュ [執筆] ; 平野奈津恵訳
  • パリにおける住環境整備と「都市組織」 : 第二次世界大戦後の東部地域再開発から現代ZACへの展開 / 松本裕 [執筆]
  • ブルーノ・タウトのジードルングの社会史 : 「森のジードルング」を手がかりとして / 北村昌史 [執筆]
  • 二十世紀後半ドイツ連邦共和国における住宅と都市の発展 / ティルマン・ハーランダー [執筆] ; 北村昌史, 長尾唯, 前田充洋訳
  • 第二次世界大戦後西ドイツの住宅事情と住宅供給 : ゾーリンゲン市の事例 / 永山のどか [執筆]
  • 戦間期東京の借家・借間市場 : アパートメント・ハウスの実践と「アパート」の普及 / 小野浩 [執筆]
  • 第二次世界大戦前、大戦後における東京の「社会都市」構想 : 公営住宅政策の展開過程を中心に / 源川真希 [執筆]
  • 戦災復興期東京における大土地所有の解体と都市空間 : 新宿・歌舞伎町と恵比寿における戦災復興区画整理事業を題材に / 初田香成 [執筆]
  • 二十世紀のアメリカにおける住宅と都市のかたち : 市場原理主義と第二次産業優遇がもたらしたスプロール / 鈴木真歩 [執筆]
  • 二十世紀初頭のドイツにおける都市計画と住宅政策 : フランクフルト・アム・マインの社会的住宅建設を事例として / 馬場哲 [執筆]
  • もっと空間を、もっと緑を : 一九三〇~五〇年代のドイツ都市構想の連続性 / 白川耕一 [執筆]
  • 都市形成における計画化とその主体 : 二十世紀前半のフランスにおける都市計画行政を手がかりに / 羽貝正美 [執筆]
  • 居住専用住宅の矛盾 : 保田窪第一団地をめぐって / 山本理顕 [執筆]

内容説明・目次

目次

  • 第1部 イギリス(イギリス両大戦間期の住宅と社会—郊外型公営団地の誕生;イングランド北東部ミドルズブラの戦後復興と「民主的計画」—都市労働者の住宅団地と共同体の再建をめぐって 一九三九〜五一年;イギリスのニュータウン計画をふりかえって—国家による人口分散政策の成功と失敗 一九四六年〜九〇年)
  • 第2部 フランス(パリ郊外の形成とシュレーヌ田園都市 一九二六〜四六年;フランスのニュータウン政策 一九五〇〜八〇年代;パリにおける住環境整備と「都市組織」—第二次世界大戦後の東部地域再開発から現代ZACへの展開)
  • 第3部 ドイツ(ブルーノ・タウトのジードルングの社会史—「森のジードルング」を手がかりとして;二十世紀後半ドイツ連邦共和国における住宅と都市の発展;第二次世界大戦後西ドイツの住宅事情と住宅供給—ゾーリンゲン市の事例)
  • 第4部 日本(戦間期東京の借家・借間市場—アパートメント・ハウスの実践と「アパート」の普及;第二次世界大戦前、大戦後における東京の「社会都市」構想—公営住宅政策の展開過程を中心に;戦災復興期東京における大土地所有の解体と都市空間—新宿・歌舞伎町と恵比寿における戦災復興区画政治事業を題材に)
  • 第5部 現実の多様性と学際的な眼差し(二十世紀のアメリカにおける住宅と都市のかたち—市場原理主義と第二次産業優遇がもたらしたスプロール;二十世紀初頭のドイツにおける都市計画と住宅政策—フランクフルト・アム・マインの社会的住宅建設を事例として;もっと空間を、もっと緑を—一九三〇〜五〇年代のドイツ都市構想の連続性;都市形成における計画化とその主体—二十世紀前半のフランスにおける都市計画行政を手がかりに;居住専用住宅の矛盾—保田窪第一団地をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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