初等整数論入門
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初等整数論入門
(ちくま学芸文庫, [キ19-1])
筑摩書房, 2015.5
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ショトウ セイスウロン ニュウモン
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シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「神が作った」とも言われる整数。そこには単純に見えて、実は底知れぬ深い世界が広がっている。“ポツポツ”と離散的に存在する数の中に、さまざまな「構造」が潜んでいるのだ。例えば整数を1個おきに集めると、奇数・偶数という秩序が現れる。では2個おき、3個おき…と考えると、どんなことがわかるだろうか?本書の内容は、高等学校で学ぶユークリッドの互除法、不定方程式や循環小数などの話題から、合同式、イデアル、既約剰余群、原始根・指数のことまで。数学教育にも造詣の深い著者が、現代的な視点から系統的に整数論の初歩を解く。
目次
- 第1章 整数の基礎的性質
- 第2章 整除の加法的側面
- 第3章 互除法
- 第4章 整除の乗法的側面
- 第5章 合同式とその利用
- 第6章 有限の算術
- 第7章 既約剰余群
- 第8章 原始根と指数
- 第9章 循環小数
「BOOKデータベース」 より