小林カツ代と栗原はるみ : 料理研究家とその時代
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書誌事項
小林カツ代と栗原はるみ : 料理研究家とその時代
(新潮新書, 617)
新潮社, 2015.5
- タイトル読み
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コバヤシ カツヨ ト クリハラ ハルミ : リョウリ ケンキュウカ ト ソノ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
テレビや雑誌などでレシピを紹介し、家庭の食卓をリードしてきた料理研究家たち。彼女・彼らの歴史は、そのまま日本人の暮らしの現代史である。その革命的時短料理で「働く女性の味方」となった小林カツ代、多彩なレシピで「主婦のカリスマ」となった栗原はるみ、さらに土井勝、辰巳芳子、高山なおみ…。百花繚乱の料理研究家を分析すれば、家庭料理や女性の生き方の変遷が見えてくる。本邦初の料理研究家論。
目次
- プロローグ—ドラマ『ごちそうさん』と料理研究家(料理研究家誕生;主婦の時代の到来)
- 第1章 憧れの外国料理(高度成長期の西洋料理—江上トミ、飯田深雪;一九八〇年代のファンシーな料理—入江麻木、城戸崎愛;平成のセレブ料理研究家—有元葉子)
- 第2章 小林カツ代の革命(女性作家の時短料理術;小林カツ代と「女性の時代」;カツ代レシピを解読する;息子、ケンタロウの登場)
- 第3章 カリスマの栗原はるみ(平成共働き時代;はるみレシピの魅力;あえて名乗る「主婦」;最後の主婦論争)
- 第4章 和食指導の系譜(昭和のおふくろの味—土井勝、土井善晴、村上昭子;辰巳芳子の存在感—辰巳浜子、辰巳芳子)
- 第5章 平成「男子」の料理研究家—ケンタロウ、栗原心平、コウケンテツ(レシピ本ブームの裏で;男の料理『男子ごはん』開始 ほか)
- エピローグ—プロが教える料理 高山なおみ(料理研究家とは;シェフ出身の高山なおみ ほか)
「BOOKデータベース」 より