大分岐 : 中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成

書誌事項

大分岐 : 中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成

K.ポメランツ著

名古屋大学出版会, 2015.5

タイトル別名

The great divergence : China, Europe, and the making of the modern world economy

大分岐

大分岐 : 中国ヨーロッパそして近代世界経済の形成

タイトル読み

ダイブンキ : チュウゴク、ヨーロッパ、ソシテ キンダイ セカイ ケイザイ ノ ケイセイ

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注記

監訳: 川北稔

訳者: 鴋澤歩, 石川亮太, 西村雄志, 岩名葵, 松中優子, 浅野敬一, 坂本優一郎, 水野祥子

原著 (Princeton : Princeton University Press, 2000) の全訳

索引: 巻末p2-15

参考文献: 巻末p17-57

内容説明・目次

内容説明

ユーラシアにおける発達した市場経済は生態環境の制約に直面していた。なぜ西欧だけが分岐していったのか。グローバルヒストリーの代表作。

目次

  • ヨーロッパ経済発展のさまざまな比較、説明、叙述
  • 第1部 驚くほど似ていた、ひとつの世界(ヨーロッパはアジアよりも早く発展したか—人口、資本蓄積、技術;ヨーロッパとアジアにおける市場経済)
  • 第2部 新たな経済は新たな精神から生まれるのか—消費、投資、資本主義(奢侈的消費と資本主義の勃興;見える手—ヨーロッパとアジアにおける企業構造、社会・政治構造、「資本主義」)
  • 第3部 スミスとマルサスを超えて—生態環境の制約から工業の持続的な成長へ(共通の制約—西ヨーロッパと東アジアにおける生態環境の重圧;土地の制約を外す—新しいかたちの周辺としての南北アメリカ)
  • 補論(一人当たり陸上輸送能力の推計—一八〇〇年前後のドイツと北インドを事例として;一八世紀末の中国北部とヨーロッパにおける施肥推計—およびその結果としての窒素流出量の比較 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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