書誌事項

日本人はなぜ戦争へと向かったのか

NHKスペシャル取材班編著

(新潮文庫, 10269, 10270, 10288, え-20-4-6)

新潮社, 2015

  • 外交・陸軍編
  • メディアと民衆・指導者編
  • 果てしなき戦線拡大編

タイトル読み

ニホンジン ワ ナゼ センソウ エト ムカッタ ノカ

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注記

「外交・陸軍編」は、2011年2月、NHK出版より「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 上」として、「メディアと民衆・指導者編」は2011年6月、「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 下」として刊行された

果てしなき戦線拡大編: 「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編」(2011年11月刊) の改題

内容説明・目次

巻冊次

外交・陸軍編 ISBN 9784101283746

内容説明

日本人だけで300万人を超える死者を出した太平洋戦争。軍幹部ですら「負ける」と予想した戦争へ、日本はなぜ踏み込んでしまったのか—。当事者の肉声証言テープなど貴重な新資料と、国内外の最新の研究成果をもとに、壮大な疑問を徹底検証。列強の動きを読み違えた日本外交の“楽観”、新興ナチスドイツへの接近、陸軍中央の戦略なき人事…今だからこそ見えてきた開戦までの道程。

目次

  • 第1章 外交—世界を読み違えた日本(“外交敗戦”孤立への道;一九三〇年代日本を支配した空気;外交に活かせなかった陸軍暗号情報;変化していた世界帝国主義・遅れた日本の対応)
  • 第2章 陸軍—戦略なき人事が国を滅ぼす(巨大組織“陸軍”暴走のメカニズム;陸軍を狂わせた人事システム;日本が陥った負の組織論;内向きの論理・日本陸軍の誤算)
  • 陸軍暴走の連鎖
  • なぜ、日中戦争をとめられなかったのか
巻冊次

メディアと民衆・指導者編 ISBN 9784101283753

内容説明

満州事変以降、現地情報を報じ、大きく部数を伸ばした新聞。軍や政治家が戦意高揚のために利用したラジオ。戦後、軍関係者が告白した膨大な証言テープから明らかになった、東条英機ら首脳部間の驚くべきやりとり—。民衆の“熱狂”を作り出したメディアの責任、アメリカとの圧倒的な国力の差を認識しながら開戦を決断したリーダーたちの迷走。歴史年表には現れない“細部”を検証!

目次

  • 第1章 メディアと民衆—“世論”と“国益”のための報道(“熱狂”はこうして作られた;世論とメディアによる戦意高揚;横並び報道と被害者意識;ラジオが導いた戦争への道のり)
  • 第2章 指導者—“非決定”が導いた戦争(開戦・リーダーたちの迷走;“非決定”という恐るべき「制度」;アメリカの誤算;一九四一年、開戦までのアメリカ)
  • 日米開戦史を再考する
  • 対談 太平洋戦争開戦前の「日本と日本人」
巻冊次

果てしなき戦線拡大編 ISBN 9784101283760

内容説明

1941年12月8日。真珠湾を急襲し、ついに対米戦争に突入した日本。ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いを境に戦況が悪化するなか、なぜ戦線は拡大する一方だったのか。戦争方針すら集約できなかった陸海軍の深刻な対立、軍と一体化して戦争方針に混乱をもたらした経済界の利権構造…開戦から半年間の日本の歩み、知られざる歴史の転換点を徹底検証。

目次

  • 果てしなき戦線拡大の悲劇(南方の資源;大本営政府連絡会議の招集;対立する陸海軍の主張;決断力を欠いた戦争方針の策定;ボールは再び連絡会議へ;絡み合う経済界の利権構造;混乱する戦時体制;ミッドウェー海戦の山本五十六の真意;戦場に残された兵士たちの証言)
  • 解説 なぜ、戦争を終わらせることができなかったのか—戦争指導・利権・セクショナリズム(泥縄式の戦争指導とふたつの軍隊;“大綱”という名の無方針とリーダーシップの不在;南方占領地域と大東亜共栄圏の実態;“名将”山本五十六の虚実)
  • なぜ、戦線は拡大したのか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB18988750
  • ISBN
    • 9784101283746
    • 9784101283753
    • 9784101283760
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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