書誌事項

なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか

ジュリア・カジェ著 ; 山本知子, 相川千尋訳

徳間書店, 2015.6

タイトル別名

Sauver les médias : capitalisme, financement participatif et démocratie

メディアを救え : 資本主義、参加型資金調達そして民主主義

タイトル読み

ナゼ ネット シャカイ ホド ケンリョク ノ ボウソウ オ マネク ノカ

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注記

原著(Seuil : La République des Idées , c2015)の邦訳

その他のタイトルは巻末「訳者あとがき」による

内容説明・目次

内容説明

メディアは今、これまでになく弱体化している。ウェブ化の波の中で、新聞社は人員をデジタル部門に投入し、現場のジャーナリストの数は世界的に減少する傾向にある。また売り上げ低下に苦しむメディアは、救い主として現れた大富豪の手に牛耳られ、情報の質や独立性が犠牲となっていく。果たして、メディアの危機を救い、民主主義と真実を自分たちの手に取り戻す方法はあるのだろうか?気鋭の経済学者が、斬新で具体的な回答を提示する話題作!

目次

  • はじめに これまでになく弱体化しているメディアの救い方(コピー情報を掲載する競争;絶滅していく新聞 ほか)
  • 第1章 メディア崩壊が真実を殺す(本当に情報の時代なのか?;新聞・雑誌のかかえるパラドックス ほか)
  • 第2章 広告幻想の終わり(広告収入はなくなる;広告が新聞の自由を守る? ほか)
  • 第3章 21世紀のための新しいメディア会社(デジタル時代の資金調達;市場原理がもたらしたもの ほか)
  • 結びに代えて メディアと民主主義を守れ(駅馬車の最後;今こそ変革のとき)

「BOOKデータベース」 より

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