生を治める術としての近代医療 : フーコー『監獄の誕生』を読み直す

書誌事項

生を治める術としての近代医療 : フーコー『監獄の誕生』を読み直す

美馬達哉著

(いま読む!名著)

現代書館, 2015.7

タイトル別名

生を治める術としての近代医療 : フーコー監獄の誕生を読み直す

タイトル読み

セイ オ オサメル ジュツ トシテノ キンダイ イリョウ : フーコー カンゴク ノ タンジョウ オ ヨミナオス

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注記

参考文献: p230-244

読書案内: p245-246

内容説明・目次

内容説明

1975年『監獄の誕生』出版。1984年フーコー死去。その後の世界を大きく変化させたグローバリゼーションと情報社会の進展はフーコーの「監獄」を思いもかけない形に変容させた。私たちの身体に密かに浸透している「医療という権力」は何を統治しようとしているのか。それに抵抗する術はあるのだろうか。いま!の問題意識で名著を読み直す人気シリーズ。

目次

  • 序章 ミシェル・フーコー紹介:医療社会学の視点から
  • 第1章 切断して支配せよ—権力の痕跡と部分的身体
  • 第2章 言説の外—知ることと治めること
  • 第3章 生を治める—現代社会のバイオポリティクス
  • 第4章 非‐病院のために—臨床の医学・帝国・植民地
  • 第5章 (予)知は力である—身体情報と先制攻撃
  • 終章 抵抗の限界を横断する

「BOOKデータベース」 より

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