日米開戦陸軍の勝算 : 「秋丸機関」の最終報告書

著者

    • 林, 千勝 ハヤシ, チカツ

書誌事項

日米開戦陸軍の勝算 : 「秋丸機関」の最終報告書

林千勝 [著]

(祥伝社新書, 429)

祥伝社, 2015.8

タイトル別名

日米開戦陸軍の勝算 : 秋丸機関の最終報告書

タイトル読み

ニチベイ カイセン リクグン ノ ショウサン : アキマル キカン ノ サイシュウ ホウコクショ

大学図書館所蔵 件 / 21

注記

年表: p245-247

参考文献: p248-254

内容説明・目次

内容説明

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。そんなはずはない。近代史を研究する著者は「陸軍省戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。「秋丸機関」と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。報告書は大本営政府連絡会議に上げられたのだった。報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化され、闇に葬られた。そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、常識に一石を投じる驚愕の研究!

目次

  • 第1章 「陸軍省戦争経済研究班」(秋丸機関)が、大東亜戦争を創った(太平洋戦争と大東亜戦争;攻防の策を講ぜよ ほか)
  • 第2章 帝国陸軍の科学性と合理性が、大東亜戦争の開戦を決めた(帝国陸軍の科学性と合理性が、大東亜戦争の開戦を決めた;ドイツの対ソ戦を冷静に判断 ほか)
  • 第3章 山本五十六連合艦隊司令長官が、大東亜戦争を壊した(山本五十六の大罪;「今後採るべき戦争指導の大綱」と、第二段作戦への危惧 ほか)
  • 第4章 歴史の真実を取り戻せ!(有沢広巳の不都合な真実;秋丸次朗の不都合な真実 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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