花咲く乙女たちのキンピラゴボウ

書誌事項

花咲く乙女たちのキンピラゴボウ

橋本治著

(河出文庫, [は1-27, は1-28])

河出書房新社, 2015.8

新装新版

  • 前篇
  • 後篇

タイトル読み

ハナサク オトメ タチ ノ キンピラ ゴボウ

大学図書館所蔵 件 / 19

注記

1979年4月、北宋社より単行本として刊行され、1984年1月に河出文庫より刊行されたものの新装新版

シリーズ番号はブックジャケットによる

作品リスト: 前篇p256-257, 後篇p349-350

内容説明・目次

巻冊次

前篇 ISBN 9784309413914

内容説明

女の子は、どうしたら女の子になれるのでしょう?一九七〇年代末、人気を極めながら誰にも語られてこなかった「少女マンガ」を、はじめて論じた歴史的・評論集・前篇は、萩尾望都や山岸涼子ほか、四人の少女マンガ家の世界を、超絶技巧の「橋本節」で繊細かつ華麗に読みといていく。マンガを愛するすべての読者に贈る!

目次

  • 第1章 失われた水分を求めて—倉多江美論(ロマコメの方へ;花咲く乙女達のかげでは ほか)
  • 第2章 眠りの中へ…—萩尾望都論(すべてもとにはもどらない;ゴールデンライラック ほか)
  • 第3章 世界を変えた唇—大矢ちき論 付、猫十字社論(愛のレッスン;下唇はエロスの匂い ほか)
  • 第4章 妖精王國女皇紀—山岸涼子論(少年の章;少女の章 ほか)
巻冊次

後篇 ISBN 9784309413921

内容説明

それまで誰も語ってこなかった「少女マンガ」を、はじめて論じた歴史的・マンガ評論。後篇は、「オトメチックマンガ」の陸奥A子、「孤高のギャグマンガ」の土田よしこ、なぜか少年マンガの吾妻ひでおや江口寿史も巻き込んで、「ハッピィエンドの女王」大島弓子論へと辿りつく。切なさと愛に満ちた、すべての少女マンガ読者必読の書。

目次

  • 第5章 九十九里坂の海賊の家—江口寿史論+鴨川つばめ論(他人の章;暗中模索の章 ほか)
  • 第6章 優しいポルノグラフィー—陸奥A子論(となりのキャシーはお年頃;お散歩帰りに見る夢は ほか)
  • 第7章 それでも地球は、廻っているのだ!—土田よしこ論(如何なる星の下に…;クソ冠の姫 ほか)
  • 第8章 全面肯定としての笑い—吾妻ひでお論(ちょっとムチャですが;癲狂院としての世界 ほか)
  • 第9章 ハッピィエンドの女王—大島弓子論(有刺鉄線の向う側;鳥は鳥に ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19545438
  • ISBN
    • 9784309413914
    • 9784309413921
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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