ニーチェと女性たち : 鞭を越えて

書誌事項

ニーチェと女性たち : 鞭を越えて

キャロル・ディース著 ; 眞田収一郎訳・解説

風濤社, 2015.8

タイトル別名

Nietzsche's women : beyond the whip

ニーチェと女性たち

タイトル読み

ニーチェ ト ジョセイ タチ : ムチ オ コエテ

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内容説明・目次

内容説明

女嫌いニーチェ—にもかかわらずなぜニーチェのもとに殺到するのか。妹エリザベートとの愛憎、ルー・ザロメとの失恋の痛手、表現主義芸術家、女性解放運動フェミニストたちが共鳴するその思想。ニーチェが交流し、また影響を与えた40数名の女性。母性的な女性に惹かれ、女性を永遠に妊娠する目標を持つものとしたニーチェ。女性の性の喜びを強く肯定し、女性解放運動に「自由」への展望を与えたニーチェ。実際にニーチェと交流のあったものから、ニーチェの人を「自由」にする思想に共鳴した作家・美術家やフェミニストまで、ヴィルヘルム皇帝時代の家父長的な社会の女性たちを論じる、ニーチェ思想、芸術、フェミニズムを横断する一書。

目次

  • 第1部(家族と友人たち;ニーチェと永遠に女性なるもの;ニーチェと「新しい(めざめた)女性」)
  • 第2部(創造的な女性たちに与えたニーチェの影響;ニーチェと女性フェミニストたち)

「BOOKデータベース」 より

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