庶民が描く暮らしの記憶 : ふるさとを共有する「現代絵農書」
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書誌事項
庶民が描く暮らしの記憶 : ふるさとを共有する「現代絵農書」
丸善プラネット , 丸善出版 (発売), 2015.9
- タイトル別名
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庶民が描く暮らしの記憶 : ふるさとを共有する現代絵農書
- タイトル読み
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ショミン ガ エガク クラシ ノ キオク : フルサト オ キョウユウ スル ゲンダイ エノウショ
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注記
博士学位論文「現代絵農書の成立とその意味 : 戦後日本の社会変動と近代農村の再評価」(筑波大学, 2010年提出) に基づくもの
参考文献: p169-177
内容説明・目次
内容説明
「現代絵農書」とは、農村出身の庶民が、自身の経験をもとに高度経済成長期以前の暮らしを記録した記憶画である。そこには生業や生活、むらに生きる人間同士のつながり、自然とのつきあい方など、各地域に固有の歴史と文化が、絵と文章で記録されている。現代絵農書を歴史学・社会学の新資料として提示。現代から近代農村の暮らしのあり方を再評価する庶民の視点を検討し、庶民にとって歴史とは何かを考察する。
目次
- 序章 本研究の課題
- 第1章 「現代絵農書」とは何か
- 第2章 都市生活者による現代絵農書—中村秋夫『山里物語』にみる近代農村の暮らし
- 第3章 農村住民による現代絵農書—小岩道男『追思追想』シリーズにみる近代農村の子どもの暮らし
- 第4章 地域社会における現代絵農書の役割
- 終章 現代絵農書の成立とその意味—問い直される地域・暮らし・歴史
「BOOKデータベース」 より