ワーキングガールのアメリカ : 大衆恋愛小説の文化学

書誌事項

ワーキングガールのアメリカ : 大衆恋愛小説の文化学

山口ヨシ子著

(フィギュール彩, 38)

彩流社, 2015.10

タイトル別名

ダイムノヴェルのアメリカ

The 'Working girl' in American literature : cultural background of dime novel romances

The "Working girl" in American literature : cultural background of dime novel romances

タイトル読み

ワーキング ガール ノ アメリカ : タイシュウ レンアイ ショウセツ ノ ブンカガク

大学図書館所蔵 件 / 103

注記

ブックジャケットに「『ダイムノヴェルのアメリカ』(彩流社) の姉妹書」とあり

参考文献: p178-188

内容説明・目次

内容説明

南北戦争後、戦死した男性労働者の穴埋めとして、また製造過程における機械化により、未経験の女性にもできる仕事が増えたため大量に出現した「ワーキングガール」は、19世紀後半のアメリカの社会現象として、出版業界にも大きな影響を与えることになった—。過酷な長時間労働に従事する「ワーキングガール」を読者対象にした安価な「大衆恋愛小説」を軸に、文学史からこぼれおちた「大衆と読書」の関係を浮き彫りにする。好評既刊『ダイムノヴェルのアメリカ』(彩流社)の姉妹書!

目次

  • 第1章 ワーキングガールの物語
  • 第2章 ワーキングガールの物語の原型を求めて
  • 第3章 世界をめぐるロマンス
  • 第4章 ワーキングガール(働く女性)からワーキングガール(売春婦)へ
  • 第5章 読者としてのワーキングガール
  • 第6章 ワーキングガールの物語のパロディとしての『シスター・キャリー』

「BOOKデータベース」 より

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