見果てぬ日本 : 司馬遼太郎・小津安二郎・小松左京の挑戦

書誌事項

見果てぬ日本 : 司馬遼太郎・小津安二郎・小松左京の挑戦

片山杜秀著

新潮社, 2015.11

タイトル別名

見果てぬ日本 : 司馬遼太郎小津安二郎小松左京の挑戦

タイトル読み

ミハテヌ ニホン : シバ リョウタロウ オズ ヤスジロウ コマツ サキョウ ノ チョウセン

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注記

初出: 巻末

内容説明・目次

内容説明

巨匠たちの方法論を通して、この国の「過去・現在・未来」のかたちを解き明かす。

目次

  • 第1部 この国に真の終末観を…小松左京・未来への総力戦(「万博病」に取り憑かれた頃;『未来の世界』が描きだした至福;戦後産業文明の司祭として ほか)
  • 第2部 島国の超克、漂泊者の夢…司馬遼太郎・過去へのロマン(騎馬民族の世界、農耕民族の世界;教条主義者より自由な放浪者として;日本が嫌いな歴史家の「遠いまなざし」 ほか)
  • 第3部 持たざる国の省力法…小津安二郎・現在との持久戦(「雲をつかむような、棒杭を抱いているような」人間;銃後の黒澤と前線の小津のあいだの深い河;典型的「ぬうぼう」、笠智衆を選んだ理由 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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