戦場の性 : 独ソ戦下のドイツ兵と女性たち

書誌事項

戦場の性 : 独ソ戦下のドイツ兵と女性たち

レギーナ・ミュールホイザー著

岩波書店, 2015.12

タイトル別名

Eroberungen : sexuelle Gewalttaten und intime Beziehungen deutscher Soldaten in der Sowjetunion, 1941-1945

戦場の性 : 独ソ戦下のドイツ兵と女性たち

タイトル読み

センジョウ ノ セイ : ドクソセンカ ノ ドイツヘイ ト ジョセイ タチ

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注記

監訳: 姫岡とし子

原著 (Hamburger Edition, 2010) の翻訳

文献リスト: 巻末p47-84

内容説明・目次

内容説明

兵士と、彼らが戦場や占領地で出会う女性たちとの関係は、どのようなものなのか—。本書は第二次世界大戦中の独ソ戦(一九四一‐四四年)を題材に、ドイツ兵と旧ソ連地域の女性たちとの性的接触の実相を描き出す。それは、残虐なレイプをはじめとする性暴力から、売買春・「合意の関係」・恋愛・婚姻にいたるまで、多面的なものだった。膨大な史料を駆使して戦時下の性と権力を立体的に示した労作。ドイツ軍の性暴力と日本軍「慰安婦」制度とを詳細に比較した「日本語版への序文」を収録する。

目次

  • 第1章 本書の視角
  • 第2章 性暴力
  • 第3章 取引としての性
  • 第4章 合意の上での関係
  • 第5章 占領下ドイツ兵の子どもたち
  • 結論 戦時および戦後におけるセクシュアリティとジェンダー秩序

「BOOKデータベース」 より

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