震災学入門 : 死生観からの社会構想

書誌事項

震災学入門 : 死生観からの社会構想

金菱清著

(ちくま新書, 1171)

筑摩書房, 2016.2

タイトル読み

シンサイガク ニュウモン : シセイカン カラノ シャカイ コウソウ

大学図書館所蔵 件 / 209

注記

参考文献: p198-204

内容説明・目次

内容説明

東日本大震災によって、災害への対応の常識は完全に覆された。これまでの科学的・客観的な災害対策は、すべて被災者の視点から見直されなければならない。リスク対策、心のケア、コミュニティ再建、巨大防潮堤計画、死者をどう弔うかなど、従来の災害学・災害対策では解決できない諸問題を、弱さの論理に根差す、新たな「震災学」の視点から考え抜く。東北の被災地に密着しつつ、多彩な調査・研究活動を展開してきた気鋭の社会学者が、3・11以後の社会のあり方を構想する。

目次

  • 第1章 いまなぜ震災学か—科学と政策を問いなおす
  • 第2章 心のケア—痛みを取り除かずに温存する
  • 第3章 霊性—生ける死者にどう接するか
  • 第4章 リスク—ウミ・オカの交通権がつなぐもの
  • 第5章 コミュニティ—「お節介な」まちづくり
  • 第6章 原発災害—放射能を飼い馴らす

「BOOKデータベース」 より

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