エドゥアール・グリッサン : 「全-世界」のヴィジョン

書誌事項

エドゥアール・グリッサン : 「全-世界」のヴィジョン

中村隆之著

(岩波現代全書, 083)

岩波書店, 2016.2

タイトル別名

エドゥアールグリッサン : 全世界のヴィジョン

タイトル読み

エドゥアール・グリッサン : 「ゼン-セカイ」ノ ヴィジョン

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注記

エドゥアール・グリッサン著作一覧: 巻末p1-4

内容説明・目次

内容説明

カリブ海フランス領マルティニック出身の作家エドゥアール・グリッサン(一九二八‐二〇一一)。「詩学」という独自の表現手法を用い、西洋的歴史観に抗し、奴隷制と植民地支配により収奪されてきた島・民の視点から歴史と世界を編み直し続けた。根源的な思索の末にたどり着いた“全‐世界”という思想は、混迷深まる現代に何を問うのか。

目次

  • 第1章 開かれた船の旅(ガニの夢;開かれた船 ほか)
  • 第2章 “一”に抗する複数の土地(詩的意図;ネグリチュードの「叫び」 ほか)
  • 第3章 歴史物語の森へ(フォークナー/グリッサン;逃亡奴隷と歴史 ほか)
  • 第4章 消滅したアコマ、潜勢するリゾーム(『カリブ海序説』という試み;集団的衰弱 ほか)
  • 第5章 カオスの海原へ(風景のリゾーム;漂流する語り ほか)

「BOOKデータベース」 より

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