絶望と希望 : 福島・被災者とコミュニティ

書誌事項

絶望と希望 : 福島・被災者とコミュニティ

吉原直樹著

作品社, 2016.3

タイトル別名

絶望と希望 : 福島被災者とコミュニティ

タイトル読み

ゼツボウ ト キボウ : フクシマ・ヒサイシャ ト コミュニティ

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注記

引用文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

報道されない“体の不調”と“心の傷”、破壊され、そして新たに創出される人々の絆とコミュニティ—。被災者の調査を続けてきた地域社会学の第一人者による現地調査の集大成。

目次

  • 序文 歴史の闇に葬りさられようとしている被災/被曝体験—原発事故からの五年
  • 第1部 難民化・棄民化する被災者(エグザイルとしての原発事故被災者;剥奪され続ける原発事故被災者—大熊町町政懇談会の現場から;もうひとつの原発事故被災者たち—おおくま町会津会の人びと;終わりなき一つのジレンマ—中間貯蔵施設と地権者たち)
  • 第2部 被災コミュニティの虚と実(自治会・サロン・コミュニティ—「新しい近隣」の発見;復興とまちづくり;コミュニティ・オン・ザ・ムーブ—破局を越えて;帰属としてのコミュニティ—原発被災コミュニティの一つのかたち)
  • 結章 不安の連鎖からみえてくるもの—「絶望の情熱」を持ち続けるなかで
  • おわりに 被災者の「声」を聴き続けて—大熊町仮設住宅の現場から

「BOOKデータベース」 より

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