「心の理論」から学ぶ発達の基礎 : 教育・保育・自閉症理解への道
著者
書誌事項
「心の理論」から学ぶ発達の基礎 : 教育・保育・自閉症理解への道
ミネルヴァ書房, 2016.3
- タイトル別名
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Theory of mind as the basis of development : understanding education, child care, and autism
心の理論から学ぶ発達の基礎 : 教育保育自閉症理解への道
- タイトル読み
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「ココロ ノ リロン」カラ マナブ ハッタツ ノ キソ : キョウイク・ホイク・ジヘイショウ リカイ エノ ミチ
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文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
子どもの心の発達のしくみを理解し、保育・教育の実践や自閉症理解を深めるために、「心の理論」の最先端の研究から発達の基礎を捉えなおす。本書は、季刊『発達』135号の特集内容に最新の知見をくわえ、また新たな章を組み入れ再構成したもので、多角的・重層的に「心の理論」を捉え、子どもたちの多様な発達の姿をわかりやすく説明する。
目次
- 1 心の発達のしくみを理解するために(いまなぜ「心の理論」を学ぶのか;「心の理論」と表象理解—2〜4歳児はどんな心の世界に生きているか;「心の理論」と実行機能—どのような認知機能が誤信念課題に必要か?;ミラーシステムと「心の理論」—認知神経科学的アプローチ;「心の理論」の発達の文化差—日本・韓国・オーストラリアの比較から)
- 2 保育・教育の現場で子どもを理解するために(乳児期の「心の理論」—赤ちゃんはどこまでわかっている?;幼児期の“心の理解”—心を理解するということが“問題”となるとき;児童期の「心の理論」—大人へとつながる時期の教育的視点をふまえて;「心の理論」と感情理解—子どものコミュニケーションを支える心の発達;「心の理論」と教示行為—子どもに教えるのではなく子どもが教える;「心の理論」と保育—保育のなかの子どもたちにみる心の理解;「心の理論」の訓練—介入の有効性)
- 3 自閉症児を理解するために(自閉症児の「心の理論」—マインド・ブラインドネス仮説とその後の展開;自閉症スペクトラム指数(AQ)と「心の理論」;自閉症児と情動—情動調整の障害と発達;自閉症と三項関係の発展型としての「心の理論」;自閉症児への心の読み取り指導;自閉症児の善悪判断)
「BOOKデータベース」 より