植民地を読む : 「贋」日本人たちの肖像

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植民地を読む : 「贋」日本人たちの肖像

星名宏修著

(サピエンティア, 43)

法政大学出版局, 2016.4

タイトル別名

閲讀殖民地

植民地を読む : 贋日本人たちの肖像

植民地を読む : 「贋」日本人たちの肖像

タイトル読み

ショクミンチ オ ヨム : 「ニセ」ニホンジン タチ ノ ショウゾウ

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注記

台湾のラジオドラマ関連年表: p168-172

内容説明・目次

内容説明

「本物」の日本人とは。日本の支配下で序列化された沖縄人や台湾人。国民を担保するのは「国語」か旅券か血液か。小説やラジオドラマから浮かびあがること。

目次

  • 第1部 植民地台湾の「贋」日本人たち(「植民地は天国だった」のか—沖縄人の台湾体験;萬華と犯罪—林熊生「指紋」を読む;司法的同一性と「贋」日本人—林熊生「指紋」を読む・その二;植民地の混血児—「内台結婚」の政治学)
  • 第2部 描かれた「蕃地」と「蕃人」—好奇心と怖れと(「楽耳王」と蕃地—中山侑のラジオドラマを読む;「兇蕃」と高砂義勇隊の「あいだ」—河野慶彦「扁柏の蔭」を読む)
  • 第3部 海を渡る台湾人(看護助手、海を渡る—河野慶彦「湯わかし」を読む;「大陸進出」とはなんだったのか—紺谷淑藻郎「海口印象記」を読む)
  • 第4部 美談と流言(震災・美談・戦争期世代—「君が代少年」物語を読む)

「BOOKデータベース」 より

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