ワークで学ぶ道徳教育

書誌事項

ワークで学ぶ道徳教育

井藤元編

ナカニシヤ出版, 2016.3

タイトル別名

Moral education

道徳教育 : ワークで学ぶ

タイトル読み

ワーク デ マナブ ドウトク キョウイク

大学図書館所蔵 件 / 115

注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

学校で道徳を教えることは可能か、そもそも道徳とは何か。ワーク課題を通じて道徳をめぐる問いと向き合う。各章において読者にさまざまな角度から問いを投げかけ、問いの前で立ち止まることを求める。教える側が教えたつもりにならず、学ぶ側も学んだフリをしないような道徳の授業。そうした授業のあり方を目指したテキスト。

目次

  • 完璧に道徳的でなければ道徳を教えることはできないのか?—「義務」から考える「理念」としての道徳
  • 学校で道徳を教えることは可能か?—道徳教育批判と道徳教育の方法論をめぐって
  • そもそも道徳とは何か?—1万年の戦争を経てたどりついた“自由の相互承認”という原理
  • 戦前日本の道徳はどんな教育だったのか?—教科としての「修身」について
  • 戦後の道徳教育はどう変化したのか?—戦後〜「特別の教科道徳」(仮称)まで
  • 社会を担う市民を形成するにはどうすればよいだろうか?—道徳的コスモポリタン・シティズンシップ教育
  • 本当に「優しい」とはどういうことか?—「ケア」と「共感」にもとづく倫理性と知性
  • 尊重しなければならない他者とは誰なのか?—いのちの教育の基本原理
  • 環境のための教育、どう考える?—環境問題を「自分の問題」としてみられるか
  • 仮想空間ならケンカをしても叱られない?—「情報モラル」とは
  • ダメ!といわれるとやりたくなる?—「悪いこと」と子どもの人格形成
  • 人はいかにして人間関係を構築していくのか?—自己と他者、かかわりあいの諸相
  • 道徳を教える教師になるにはどうすればいいのか?—教師の修養と身体
  • 言葉にすることで何が見え、何が見えなくなるのだろうか?—道徳教育における言語活動とは
  • 道徳は、道徳の授業で学ぶこと?—教科の学習および総合学習のなかでの道徳教育
  • 道徳の授業において「価値」は探究できるか?—「資料」の「教材化」において必要なこと
  • 道徳の授業ではどんな発問をしたらよいだろうか?—発問のつくり方
  • 道徳の授業はどのようにつくるのか?—指導案の書き方と道徳授業の素材集

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21038079
  • ISBN
    • 9784779510298
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vii, 269p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ