「ものづくり」と職業教育 : 工業高校と仕事のつながり方

書誌事項

「ものづくり」と職業教育 : 工業高校と仕事のつながり方

片山悠樹著

岩波書店, 2016.4

タイトル別名

ものづくりと職業教育 : 工業高校と仕事のつながり方

タイトル読み

「モノズクリ」ト ショクギョウ キョウイク : コウギョウ コウコウ ト シゴト ノ ツナガリカタ

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注記

博士論文『職業教育と能力/技能形成に関する教育社会学的研究 : 工業高校から中小製造業への移行を事例に』(大阪大学) を大幅に加筆修正したもの

参考文献: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

若年層の職業への移行が恒常的に不安定であるなか、教育にできることはあるのか。本書は、社会的関心が高い「職業教育」の可能性と限界を、工業高校の「ものづくり」教育を手がかりに考える。どのような知識や技能について、その有用性や価値を、誰が、何を基準に、どのように承認し、それはどう活かされているのか。—職業教育の是非や効果をめぐる議論に一石を投じる、貴重な実証研究。

目次

  • 序章 「ものづくり」からみる教育と仕事
  • 第1章 高卒就職と職業教育—移行の歴史的変容とローカル性
  • 第2章 専門性なきあとの工業教育—「ものづくり」の「批判」から「受容」へ
  • 第3章 「ものづくり」は職業選択にどう影響しているか
  • 第4章 「油の付いた棒」にどう触るか—慣れ・態度
  • 第5章 微妙で不安定な連結帯—職場での効果検証
  • 終章 教育と仕事のつながり方

「BOOKデータベース」 より

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