「日記」と「随筆」 : ジャンル概念の日本史

書誌事項

「日記」と「随筆」 : ジャンル概念の日本史

鈴木貞美著

(日記で読む日本史 / 倉本一宏監修, 19)

臨川書店, 2016.4

タイトル別名

日記と随筆 : ジャンル概念の日本史

タイトル読み

「ニッキ」ト「ズイヒツ」 : ジャンル ガイネン ノ ニホンシ

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内容説明・目次

内容説明

『土佐日記』は紀行、『方丈記』は日記とみなされていた時代があった?!では、現在のようなジャンル概念はいつ、どのようにして築かれたのか。「日記」と「随筆」それぞれの概念の変遷を追うことで、現代の国語教育をとおして、人びとのあいだに認識されているジャンル概念や価値観から離れ、作品を見通す新たな視座を提供する。

目次

  • なぜ、「日記」と「随筆」か(ジャンルは編みかえられる;随筆とエッセイ;古典評価の移り変わり)
  • 第1章 古典における「日記」と紀行文(重層する「日記」の用法;様ざまな「日記」;中世紀行文のことなど)
  • 第2章 前近代における「随筆」(中国の用法;日本の場合;日本の「随筆」考;池亭記・方丈記・徒然草;江戸時代の「随筆」)
  • 第3章 「日記」「随筆」の近現代(古典評価史の検討;「日記」の変容;修養日記へ;随筆の拡散)

「BOOKデータベース」 より

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