堤中納言物語の言語空間 : 織りなされる言葉と時代
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堤中納言物語の言語空間 : 織りなされる言葉と時代
翰林書房, 2016.5
- タイトル読み
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ツツミ チュウナゴン モノガタリ ノ ゲンゴ クウカン : オリナサレル コトバ ト ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
王朝物語群の中で特異な光を放つ『堤中納言物語』。物語から、和歌から、時代から、その魅力の機構に迫る。天喜三年の「物語合」に関する論考もあわせて収載。
目次
- 1 物語文学史の変容(「人に『すみつく』かほのけしきは」—平中の妻と『はいずみ』の女;『はいずみ』の散文世界—二人妻説話の変質 ほか)
- 2 物語の形象と詩歌(『ほどほどの懸想』と「〓(ひょう)有梅」;『花桜折る少将』の「桜」—詩歌の発想と物語の結構 ほか)
- 3 歴史と物語の往還(『はなだの女御』の執筆意図—敗者へのまなざし;『はなだの女御』と一条朝—花の喩えとモデルとの連関 ほか)
- 4 集としての『堤中納言物語』(「冬ごもる」断章の表現史的位置;「冬ごもる」断章と『堤中納言物語』—四季の「月」と『狭衣物語』の影 ほか)
「BOOKデータベース」 より