千駄木の漱石
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千駄木の漱石
(ちくま文庫, [も-11-11])
筑摩書房, 2016.6
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センダギ ノ ソウセキ
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Note
Webちくまの連載(2010年1月-11年2月)をまとめ、12年10月に刊行した『千駄木の漱石』を加筆修正したもの
主要参考文献: p334-335
漱石千駄木時代年表: p336-343
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
英語・英文学教師から国民的人気作家へと転身した場所、東京市本郷区千駄木町。代表作『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』もここで書かれた。多くの弟子にも恵まれ、嫌いな大学も辞めた、博士号も辞退した。それなのに、千駄木はイヤだ、豚臭い、そうか、それなら慈悲のために永住してやる…と。書簡、作品、明治の千駄木から描き出す素顔の漱石とは。文庫のために「千駄木以後の漱石」を加筆。
Table of Contents
- 1(明治の借家事情;「偏鄙にて何の風情もこれなく—」 ほか)
- 2(子規と漱石—伊予松山紀行;「転居せんと思うがよき家はなきか」—野村伝四と野間真綱 ほか)
- 3(牡蛎的生涯;雁の肉、猪の肉—食いしんぼうの漱石 ほか)
- 4(鈴木三重吉の手紙一件;「死んでいい奴は千駄木にゴロゴロ」 ほか)
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