海を渡る史書 : 東アジアの「通鑑」
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書誌事項
海を渡る史書 : 東アジアの「通鑑」
(アジア遊学, 198)
勉誠出版, 2016.6
- タイトル別名
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海を渡る史書 : 東アジアの通鑑
- タイトル読み
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ウミ オ ワタル シショ : ヒガシアジア ノ ツガン
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注記
文献あり
収録内容
- 『資治通鑑』の思想とその淵源 / 福島正著
- 明清に於ける「通鑑」 / 高橋亨著
- 朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 / 許太榕著 ; 金時徳訳
- 『東国通鑑』の史論 / 兪英玉著 ; 金時徳訳
- 朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 / 白丞鎬著 ; 金時徳訳
- 『東国通鑑』とその周辺 / 咸泳大著 ; 金時徳訳
- 朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 / 李裕利著
- 『新刊東国通鑑』板木の現状について / 金時徳著
- 長谷川好道と東国通鑑 : コラム / 辻 大和著
- 林家の学問と『本朝通鑑』 / 澤井啓一著
- 『本朝通鑑』の編修とその時代 / 藤實久美子著
- 琉球の編年体史書 / 高津孝著
- 水戸学と「正統」 / 大川真著
- 崎門における歴史と政治 / 清水則夫著
- 伊藤東涯と朝鮮 / 阿部光麿著
- 徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観 / 濱野靖一郎著
- 『東国通鑑』をめぐる逆説 : コラム / 井上泰至著
内容説明・目次
内容説明
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった—二〇一四年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。
目次
- 新たな史書の典型—「通鑑」の誕生と継承(『資治通鑑』の思想とその淵源;明清に於ける「通鑑」—史書と政治)
- 『東国通鑑』と朝鮮王朝—受容と展開(朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解;『東国通鑑』の史論;朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受;『東国通鑑』とその周辺—『東史綱目』)
- 海を渡る「通鑑」—和刻本『東国通鑑』(朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行;『新刊東国通鑑』板木の現状について)
- 島国の「通鑑」—史書編纂と歴史叙述(林家の学問と『本朝通鑑』;『本朝通鑑』の編修とその時代)
- 読みかえられる史書—歴史の「正統」と「正当化」(水戸学と「正統」;崎門における歴史と政治;伊藤東涯と朝鮮—その著作にみる関心の所在;徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観—朝鮮出兵を軸に)
「BOOKデータベース」 より