南朝研究の最前線 : ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで

書誌事項

南朝研究の最前線 : ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで

呉座勇一編

(歴史新書y, 061)

洋泉社, 2016.7

タイトル別名

南朝研究の最前線 : ここまでわかった建武政権から後南朝まで

タイトル読み

ナンチョウ ケンキュウ ノ サイゼンセン : ココマデ ワカッタ「ケンム セイケン」カラ ゴナンチョウ マデ

大学図書館所蔵 件 / 32

注記

監修: 日本史史料研究会

関連年表: p329-332

文献あり

内容説明・目次

内容説明

北条氏による権力独占が進んだ鎌倉幕府。後醍醐天皇は、北条氏に不満をもつ武士たちを糾合して幕府を滅ぼす。しかし、新たに発足した「建武政権」は武士を冷遇し、反発した足利尊氏らによって政権は崩壊、朝廷は南北に分裂する。建武政権には多くの旧幕府の官僚が参加し、後醍醐天皇は武士たちに積極的に恩賞を与えた。南朝の政策も時代に即したものだった。では、なぜ後醍醐の「異形」性や建武政権・南朝の非現実性が定説化したのか?その核心に迫る16論考。

目次

  • 第1部 建武政権とは何だったのか(鎌倉時代後期の朝幕関係—朝廷は、後醍醐以前から改革に積極的だった!;建武政権の評価—「建武の新政」は、反動的なのか、進歩的なのか?;建武政権の官僚—建武政権を支えた旧幕府の武家官僚たち;後醍醐と尊氏の関係—足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?)
  • 第2部 南朝に仕えた武将たち(北条氏と南朝—鎌倉幕府滅亡後も、戦いつづけた北条一族;新田氏と南朝—新田義貞は、足利尊氏と並ぶ「源家嫡流」だったのか?;北畠氏と南朝—北畠親房は、保守的な人物だったのか?;楠木氏と南朝—楠木正成は、本当に“異端の武士”だったのか?)
  • 第3部 建武政権・南朝の政策と人材(建武政権・南朝の恩賞政策—建武政権と南朝は、武士に冷淡だったのか?;南朝に仕えた廷臣たち—文書行政からみた“南朝の忠臣”は誰か?;中世の宗教と王権—後醍醐は、本当に“異形”の天皇だったのか?)
  • 第4部 南朝のその後(関東・奥羽情勢と南北朝内乱—鎌倉府と「南朝方」の対立関係は、本当にあったのか?;南朝と九州—「征西将軍府」は、独立王国を目指していたのか?;南北朝合一と、その後—「後南朝」の再興運動を利用した勢力とは?;平泉澄と史学研究—戦前の南北朝時代研究と皇国史観)

「BOOKデータベース」 より

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